宅建試験は例年問題が50問(1問1点)出題されます。
近年の状況では合格基準点の1点前後に受験生の大半が集中しており、文字通り1点得られるかどうかは合否を分ける事になります。
今回は最後の最後のあがきとして、試験当日から試験直前までに得点1点を増やす可能性のある方法をご紹介します。
合格基準点の決め方
合格基準点は毎年微妙に変動があり、決め方の詳細は不明ですが、例年合格者数が上位15%前後になるように調整されているようです。
つまり自分の得点が受験生全体の上位15%前後に含まれていれば合格というわけです。
極端な例ですが、最低基準点が存在しないならば、自分以外の受験者全員が1点しかとっていない状況で、自分の得点が2点なら合格するという事です。
10年ほど前であれば合格基準点は35点前後のことも多かったのですが、近年は難問化されているにも関わらず38点前後にまで引き上がってしまっています。
資格学校の対策講座を受講する生徒数が増えたことや、個人でも試験対策方法の情報発信が盛んになってきた事などが要因と思われます。
問題の総数は変わらないので平均点を30点台後半に調整するためには、必然的に問題の難易度を上げるしかなく、近年の民法などは宅建業務の枠を超えた難問が出題される傾向にあります。
試験当日は早めに出発

受験会場の受付時間は11:30~12:30、試験時間は13時~15時の2時間です。
勉強をしっかりしてきた受験生ほど11:30頃には試験会場に到着しており、最後の追い込みをしています。
基本的には今回紹介する方法もこの「追い込み」になりますが、ただ不安な箇所を見直すくらいは誰でもやっている方法なので、あまり差別化はできません。
試験当日は可能な限り早めに出発し、学習が可能な場所で過ごしましょう。


当日の食事は甘いもの
試験と全然関係無い情報に感じるかもしれませんが、試験対策です。

人間の脳の栄養はブドウ糖=糖分です。
余裕で試験に合格するような方には一切不要な知識ですが、大半の方はギリギリの戦いとなるでしょうから、試験を悔いの無い形にするため、体調や脳の状態を試験モードに調整しておきましょう。
試験の数分前に糖分を摂取しても試験開始時間に効果は出ないので、昼食時には摂取しておきましょう。
栄養学者ではないので、正しい知識ではないかも知れませんが、消化に適した果物でもエネルギーに変換されるまで食後30分以上かかると聞いたことがあります。
朝食や昼食は早めに済ませ、食べ過ぎに注意

人間の血液は食事をすると、胃や腸に集中してしまいます。
試験では脳に血液を集中させたいので、食べ過ぎは注意です。
最後の追い込みで重視するのは2点のみ
- 「不安な暗記項目」の復習
- 10年に一度しか出てないような「難問(レア問題)の解法」を復習
キーワードは「差別化」です。
他の大多数の受験生が正解する問題を自分でも正解するのも重要ですが、さらに重要なのはそれらの受験生が正解しない部分です。
そこをどう得点するかが大切になります。
「不安な暗記項目」の復習
これは誰でもやっていると思いますが、これには事前準備が必要です。
試験日に不安な箇所をテキストから一箇所ずつ探していては時間が足りません。
必ず試験前日までに自分でまとめた「不安対策ノート」などを用意しましょう。
記載する内容は自分が不安だと思う箇所の要点がまとめて書いてあれば書式は問いません。
素早く見直せるように自己流で記載するのがポイントです。
「難問(レア問題)の解法を復習」
これは資格学校などでは避けていると思います。
資格学校の方針では、絶対に落としてはならない問題を徹底的にやり込むスタイルを指導している場合が多いです。
圧倒的な経験値を武器にその年の出題の山場などを事前に予測し、受験生の効率的な学習プログラムを実施しています。
しかし、この方法で対策可能なのは個数問題で難化されている問題などです。
知識を正確にインプットしている受験生は個数問題化されていても正解を出してしまうので、大きな差別化は期待できません。
合格基準点を上回るための決定的な「差別化」は、10年に一度出題されるかどうかの難問(レア問題)の正否にかかっています。
「初出題の難問」は諦めるしかありません。全受験生の誰も知らない可能性があり、完全に運の勝負です。
レア問題は10年分の過去問に記載されているケースがほとんどで、解法を知ってさえいれば解答できる可能性が高いです。
事前に過去問をある程度やり込んでいる事が前提とはなってしまいますが、過去1回しか出題されてないからといって、切り捨てるのは勿体無いどころか愚策になってしまいます。

さいごに




